【療育】感覚統合とは?~楽しく遊びながら学ぶ療育~

2018年11月6日

こんにちは「なおはる」です。

療育におけるアプローチの一つである「感覚統合」についてお話したいと思います。

感覚統合遊びとは

通常は、感覚統合の検査や心理検査に基づいて、子供たちの弱い部分や好きな感覚などを見極めます。

そして、全身を使った楽しい遊びや活動を通して発達を支援していきますが、出来ないことを無理やり繰り返し練習して技能を身に付けさせることではありません。

子供たちが上手に生活していけるように、触覚や体の動き、力の入り具合を知る感覚などが、良く働くようにするのです。

例えば、トランポリンでずっと飛び続けたがる子供がいたとします。

あまりにそれが続くと、別の遊びに誘いたくなりますよね。

しかし、そうではなく「この子はトランポリンに乗った時の感覚刺激が必要なのだ」と捉えます。

指導者は、一人で好きなように飛ばせているだけでなく、子供を見ながら、激しく飛ばしたり、ゆっくり飛んだりなど、飛び方を工夫するようにします。

また、同じような感覚刺激が入る他の遊びを経験させるなど、子供の発達に必要な楽しい活動を通して、徐々に、姿勢の保ち方、目の使い方、体の使い方などの発達を支援していくようにするのです。

「怖がっていないか」など、子供の様子を見ながら、活動を調整するようにしましょう。

大切なのは、子供が自分からやりたいという気持ちを持てるようにすること

「自分にもできる!うれしい!たのしい!」という達成感・成功感を味わうようにすることです。

楽しく遊んでいたら出来ること・知っていることが増えちゃった」というように、楽しみながら生きる力をつけるようにするのが感覚統合の遊びです。

 

感覚統合の遊びで大切にする感覚刺激

{前庭覚}

バランス感覚ともいわれ、体の傾きや動き、運動の速さの変化などを知る感覚で、滑り台から滑り下りるときや、ブランコで揺れるときに感じます。

ほかにも、スクーターボード・ハンモック・ボルスター・空中ブランコ・タイヤぶらんこ などが前庭覚の刺激が入る遊びです。

これらの遊具にしがみつくことで固有覚や触覚の刺激も入ります。

前庭覚は、体のバランス、目の使い方、筋肉の張り、頭の目覚めなどに関係しています。

{固有覚}

運動覚ともいわれ、筋肉や関節などにあり、手足の位置や体の動きを知る感覚です。

体を動かすことで必ず入ってくる感覚です。

ぶら下がったり引いたり押したり、力を入れて体を動かすことで強い固有覚の刺激が入ってきます。

綱引き・トランポリン・平均台・トンネル・などで遊ぶときに入る感覚です。

固有覚は、体の各部分をスムーズに動かす、姿勢を保っておくなどに関連しています。

{触覚}

触ったり触られたりするときに感じます。

触ることでなにかを感じたり、危険を知ったりする感覚で、情緒の発達に関連しているといわれています。

 

感覚統合はこのように、感覚に働きかけ、子供の発達を支援する機能があります。

ただの遊びに見えることでも、感覚統合の知識があればそれを理論的に理解して、アプローチすることに繋がります。

ぜひ参考にしてみてください!

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療育

Posted by なおはる