【療育】ABAの「強化」を学ぼう 効果的な褒め方のコツ3つ紹介

2018年11月22日

ABAを使って療育する時には、「行動が起きるきっかけ→行動→結果」という3つの視点を持つことが基本です。

分かりやすくするために、例を読んでみましょう。

直くんは地元の小学校に通う1年生です。

ある日の夕方、お母さんは直くんを見て言いました。

「直くん!手伝って!」

すると、お母さんは、直くんに机にご飯を運ぶお手伝いを頼みました。

お手伝いを終えた直くんは、お手伝いのお礼として、

大好きな唐揚げをいつもより1つ多く食べることが出来ました。

さて、この例を3つの視点に分類するとこうなります。

きっかけ 行動 結果
「手伝って」と言われた 机にご飯を運んだ いつもより1つ多く唐揚げをもらった

このように、唐揚げをもらったという結果が「机にご飯を運んだ」という行動を強化したことになります。

この場合の強化子は「唐揚げ」です。

ここで重要なポイントは「行動を増やしたり、減らしたりするには、行動後の結果が関わっている」ということです。

もし、次に同じように「手伝って」と言われたら直くんはまたお手伝いをすることでしょう。

それは、お手伝いをしたらいいことがあったからであり、お手伝いをしたのに褒められもせず、何も得るものが無かったら、きっと直くんは次はお手伝いをしないでしょう。

つまり、行動の後に良い結果があると、その行動は増えたり、定着したりしていくということになります。

ここで、効果的な褒め方のコツを3つ紹介します。

➀よい行動をしたすぐ後に褒める・与える(強化)こと

②わかりやすい表現で、より具体的に褒めること

③子供に合った方法で褒める・与えること

それでは、細かく説明していきましょう

 

よい行動をしたすぐ後に褒める・与える(強化)こと

これは褒めるタイミングに関するコツです。

よい行動をした1時間後に「あの時良かったね~」と言っても、子供は何のことを褒められているのか分からない可能性があります。これでは、せっかく褒めていてもあまり効果が無くもったいない。

なので、褒める時はよい行動をしたすぐ後に褒めましょう、またお菓子やおもちゃを与えるならば、すぐに与えるようにしましょう。

②わかりやすい表現で、より具体的に褒めること

わかりやすい表現で具体的にというのは、子供がしたよい行動を言葉で具体的に説明しましょうということです。

例えば、型の通りに絵を切れたことを褒めたい時には、怖い顔で「上手に切れたね」と言うのではなく、

笑顔で「ちゃんと線に沿って切ることが出来て、凄いね!」というように、なるべく具体的に何が出来たから褒められているのかがわかりやすいことが重要です。

③子供に合った方法で褒める・与えること

これが意外に見落としがちなポイントです。

その褒め言葉やおもちゃ・お菓子は、その子供にとって嬉しい言葉・物ですか?ということです。

甘いものが好きな人が、ケーキを貰ったら嬉しいですよね?

でも、辛いものが好きな人がケーキを貰っても、嬉しいけどなんか物足りない。。。ってなりますよね。

子供を褒める時も同じことで「かっこいいね!」と言われることがとても嬉しい子もいれば、「上手だね!」「ヒーローみたいだね!」と言われることがとても嬉しい子もいます。

このように、ただ褒め言葉を言えばいいのではなく、その子その子に合った褒め方で褒めてあげましょう。

以上が、ABAの「強化」褒め方のコツ3つです。

この3つを上手に活用できれば、きっと子供のよい行動が増えていきますよ!!

FavoriteLoadingAdd to favorites

療育

Posted by なおはる